2時間もののサスペンスドラマ。

最近は、費用対効果の観点からか、新規放映回数が減ってきましたが、私は、昔から大好きです。

西村京太郎、森村誠一、横溝正史…等々。

昭和の頃は、誘拐事件やバスジャック事件、三角関係のもつれによる殺人事件などをテーマとしたシンプルなストーリーが多かったです。

しかし、平成になってからは、携帯電話やITの技術も絡み、前半では、政治汚職や遺産相続、後半で、実は、幼少の頃のいじめやひき逃げ事件が真相であることが明かされる…など、2段階のモジュールで構成されていることが多くなっていました。

しかし、さらに進んで、最近は、ストーリーが、3段階のモジュールで構成されることが多くなってきました。

第1段階:政治汚職や遺産相続の問題に目を向けさせる
第2段階:幼少の頃のいじめやひき逃げ事件が犯人の動機であることが分かる
第3段階:犯人は捕まるが、実は、犯人を犯行に仕向けた本当の黒幕が判明する(逮捕されることなく余韻を残す)

この第3段階目が、時代を表しており、特徴的であると感じるのです。

多くの2時間ドラマでは、開始1時間半くらいで、犯人が判明し、動機を語り出します。

そして、犯人が自殺するか連行されるかで、一旦幕を閉じます。(よくある崖の上のシーンです。)

そして、最後に主人公の刑事が、ふと、何かを思い出したように語りかけるのです。

「なぜ、犯人は、あのとき、犯行に走ったのだろうか…?もしかすると…。」

そして、場面が変わり、手を汚していない本当の黒幕が、

「私は何もしていない…。」

とつぶやくのです。

最後に刑事が

「あなたはこの先、ずっと心に傷をもったまま生きていくことになる。」

余韻を残した形でエンディングを迎えるというものです。

これが最近の流行りなのかもしれませんが、現実の世界でも、このようなことって多くないでしょうか。

森友問題は財務省が真犯人なのでしょうか?

手は汚していないけど、そう仕向けた、本当の黒幕がいるのでは…。

加計問題は内閣府が真犯人なのでしょうか?

手は汚していないけど、そう仕向けた、本当の黒幕がいるのでは…。

いかがでしょう?