近年、コンサルティングの仕事が増えてきましたね。

我々が名前を知っているような大手のコンサルティング会社は、ほとんどが増収増益なのではないでしょうか。

私のような、ひとりで経営しているコンサルティング会社でも、大企業をターゲットにしている限りにおいては、仕事に困ることがあまりない状況です。

大手のコンサルティング会社の主要顧客は、ほとんどが大企業です。

アベノミクス効果により、内部留保の増えた大企業が、ITなどに投資しているため、コンサルティング需要は活況なのです。(ただし、中小企業や個人を相手にするコンサルティングは、厳しい状況が続いていると思います。)

もう少し細かい話をすると、コンサルティングは大きく分けて2通りのジャンルがあります。

ひとつが「戦略系コンサルティング」で、もうひとつが「ITコンサルティング」です。

戦略系コンサルティングとは、簡単にいえば、企業の経営者がしたいことを整理・構造化して、綺麗にまとめる仕事です。

経営戦略に直結するテーマを扱うため、責任も重く、単価も非常に高くなっています。

ITコンサルティングとは、経営戦略・目標を達成するために、どのようにIT投資をしたらいいのかを考え、一緒にITを導入していく仕事です。

このとき、ITコンサルタントだけでなく、システムエンジニアやプログラマーも一緒に作業していくことになります。

昔は、どちらかといえば、戦略系コンサルタントが、コンサルティングの花形でした。

給料も破格に高く、20代でも経営者に堂々と提言できるというやりがいが魅力だったのでしょう。

しかし、最近、私は実務家として、次のように感じています。

”近年、戦略系コンサルタントよりも、ITコンサルタントの需要のほうが圧倒的に高い!”

戦略系コンサルティングは、頭脳労働でかっこいいですが、悪く言えば、経営者のしたいことを絵にまとめて終わりです。

その後、改革を実行したり、ITを導入することは各社まかせになります。

昔はこれでもよかったんですが、最近は、AIやIoTなどの新しい技術も盛んで、これらに対応したパッケージもでてきています。

このため、戦略を考えるフェーズよりも、

”新技術・システムをどう活用していけばいいのか”

のほうに重きが置かれてきているのです。

つまり、ITコンサルタントの出番なわけです。

若手や学生で、コンサルタントになりたい人は、ITの最新技術動向には、アンテナを張っておく必要があると思います。

アベノミクスが終わる頃、東京五輪や大阪万博が終わった頃、この市場動向は、果たしてどのように変化しているのでしょうか?